てことで(?)
ちょっとした小ネタ2を投下。
いや、ホント小ネタですいません、なんですが。
いつも通りの2人の攻防。inサワダ部屋。
よろしければ続きへどうぞ。
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先手:沢田
後手:山口
1.発端?
「このロングスリーブおまえ着ただろ」
「あーうん。ダメだったか?」
「なんで俺より身体小さいくせに、服が伸びてるんだよ・・・」
「袖結んで、グルグル遊んでたからかな」
「理由聞いてんじゃねぇ」
「代わりにこの前、服買ってきてやっただろ?」
「・・・あのサーフブランドのTシャツを俺が着るってホンキで思ってんのか」
「明るいモノ着れば、少しは性格も明るくなるかと思って」
「・・・。しかもこの季節に半袖だし」
「半袖しかなかったんだよ、その・・・ノーテンキそうなの?」
「だからそういうこと聞いてんじゃねぇって言ってんだろ!」
2.数ヵ月後
「ま、待った!ストップ!じゃ、じゃあ今日一緒にプレゼントを買いに行こう!」
「プレゼント?」
「セーター!」
「・・・セーター?」
「この前、伸ばしちゃったのもあっただろ?あれと、コレの代わり」
「・・・おまえ、いままで俺の服いくつ破壊したと思ってんの」
「だ、だからそのお詫びも兼ねて、セーター買ってやるって」
「・・・今までの分全部を、セーター一枚で済ます気かよ」
「んなケツの穴の小せぇこと言うなよ、沢田!」
「ケツ・・・。・・・そもそもな。そういうのプレゼントじゃなくて弁償って言うんだよ、センセイ」
「いいや、プレゼントだ」
「自分の非を認めろ」
「関係ない。“プレゼント”なんだよ!ほら、買いに行くぞ!」
「“関係ない”って・・・・。・・・・・なんかおまえ、変じゃねぇ?」
「う、え?ななななに言ってんだ沢田」
「・・・それちょっと貸せ」
「えっ・・・な、なに?」
「その大事そうに抱えてる雑誌だよ、雑誌」
「あ、いや、これは。・・・あっ!だめだったら、コラ!」
「・・・・・“今月のラッキーアイテム→プレゼント、セーター”?・・・・・・ふーん・・・」
「い、いや、関係ないぞ。それとコレとは・・・。っていうか、そんなトコ見てないし!あたしは純粋におまえに日頃の感謝をだな・・・」
「反省が足りない」
「ほ、ほんとだってば!」
「・・・しかもなにコレ、“片思いの貴女に!恋愛運を上げるためのラッキーアイテム”?・・・・・・・・・上げてどうすんだよ。」
「へっ?“片思い”?!」
「・・・・・・・・・・・誰に片思いしてんのかなぁ、センセイ」
「し、知らなかった・・・・・・・・って、これはホントだよ!」
「へぇ」
「へぇ・・・って、待て、落ち着け。」
「・・・・・・・・・・・」
「っていうかコレ、“恋愛運”・・・上がってねぇよな、確実に・・・・・・」
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わ、わかりにくいかな??
いや、だから、ホントすいません。